2台目のmini pcを買ってしまったが、いったいどれがいいとか悪いとかではないことをつくづく感じますね。
どれがいいのかわからないそんなあなたに指南しましょう。
使い勝手について
Windowsをインストールするのであれば、どのマシンでもいいかもしれません。どうせ何でも動きますし。マシンの性能とかデザインで決まってしまいます。
ある意味一番欲しいものを買っていいかもしれません。
Linuxを使うのであれば、まったく2通りの人種がいると思います。
とりあえず使ってみたい人とバリバリ使い倒したい人。
とりあえず使ってみたい人は、せっかく買ったのですから、使いやすいものを選ぶといいかと思います。
eeepcは、とてもお勧めです。WEBとメールがランチャですぐに立ち上がります。うちの家族もLinuxが立ち上がっていることが最初わからなかったみたい。(正確には、Windowsじゃないけど、パソコンでしょみたいな感じです。)
さらに未サポートながらemobile のUSBモデムが何もしなくても使えます。(とemobileを立ててもなにもないのですが。。。)
使うだけであれば、eeepcのUIは、本当に便利です。私が言いたいのは、ハードウェアとか、OSとかではなく、あくまでも人間が使う部分をメインに置いています。
eeepcを使って感じるのは、Linuxのデスクトップはだいぶこなれてきて、あとは、itunesと年賀状ソフトが手に入れば通常利用はまったく問題ないかなと思います。(KDEの年賀状ソフトはありますが)
メールや電子メールはもちろん、youtube、ニコニコ動画、音楽や動画など基本的には何でも使えます。
あと実は使えないのが、DRM関連のものです。たとえばyahoo動画などは動画ファイルにDRMが付いてしまっているので、見ることができません。あと、DVDの視聴もプレイヤーは字幕や音声の対応をしていますが、DVDの著作権システムの影響でみることはできません。(ごにょごにょすれば普通に見れますが)
Linuxでのディスクトップは、DRMなどの著作権の問題を解決すれば、もう普通に使えてしまうような気がします。(誰か正しい道で解決してもらえないものでしょうかね。)
そういう意味で、もうデスクトップOSがWindowsなのかLinuxなのかという議論はなくなるのではと思います。画面に透過性を持たしてもぱっとしないVistaと同じでウィンドウがグルグル回ることはだれも期待をしていなく、あくまでも要求したことができるか否かに尽きると思います。
eeepcは、日本語版がなくて、Linux版は今のところ並行輸入版しかありません。英語版を手に入れたとしても、日本語化にはコツが要ります。なので、日本語版のLinux版が出るまで待ちです。
Hp2133は、日本ではまだ発売は不明です。ただし、eeepcほどは難しくなく日本語化できます。
バリバリ使いたい人は、eeepcは、とても面白いガジェットです。ただし、NICやwifiやACPIが少し特殊なので、ちゃんと使うには、かなり面倒かなと思いました。さすがに社会人?の私には、時間がありません。
いっそのこと、フルスペックのPCでもかまわないかなと思います。mini pcよりも少しお金をだせば、core2duoのノートが買えてしまいます。
一番面白くないのが、中古のPCにLinuxを入れることです。
なぜならば、wifiも別売りで、さらにメモリも1世代前だとすごく高価になります。DDR2 2GB \5000ですが、DDR 1GB \10000してしまいます。おまけにメモリスロットが昔のマシンは少ないです。
今のマシンスペックに近づけていこうとすると、mini pcが射程距離に余裕で入ってしまいます。
たとえば、メモリを2GBにして無線LANを追加した場合、それだけで\250000になってしまいます。
(元についていたメモリは多分処分)eeepcに2GBメモリを追加すると、約50000円なので、差額は、
25000円になります。さすがに¥25000円で同じスペックのモバイルは少しきついかもしれません。
さらに中古PCの場合、バッテリも多分へたっているので、うまくいったとしても持ち歩けないというケースもあります。
mini pcは、中古PC屋さんには大きな打撃なのではと思います。mini pcは、初心者よりは、中古を手にできる玄人が買う傾向があるように感じます。
SSDを選択するかどうか
周りでは、4GBなんかすぐにいっぱいになってしまうなんていう声をも聞きますが、私は、使い勝手なんではないかなと思います。eeepcのランチャーを見ると極力googleを使えというようにも取れます。つまり、必要なデータは、手元に持たないようにすれば、eeepcでもことが足りてしまいます。それよりかは山手線一駅で起動するというのは大変魅力的だと思います。
(サスペンドですとバッテリを消費してしまいますし、ハイバネーションだと、大容量メモリを積んでいる場合、ディスクに移したメモリの内容をメモリに戻してから、立ち上げるので、普通の起動と変わらない場合があります。)
SDカード
まぁ、大抵ノートには標準装備なのですが、mini pcは、USBカードリーダー接続なので、SDHCカードから起動が可能という面白みがあります。普通のサイズのノートPCは、USB接続ではなく、pcmciaブリッジ接続なので、SDHCカードから起動ができません。mini pcは、SDHCカードにOSを入れていろいろ使うことができます。
HP 2133は、eeepcと違って普通のハードウェアで作られているので、Linuxディストリビューションにも移りやすく、なんといっても、つくりがmini pcにしては、良すぎます。見た目もう少し高いのではと思います。(eeepcほどチューンをできるスペックではないのでどっこいどっこいかもしれませんが)
結論は、今は買い時ではなくて、各社が出揃ったときでも遅くはないかと思います。私が買うときに一番気にするべきと思うのは、ハードや搭載OSではなくて全体的に見た使いやすさではないかと思います。
ハードは、ある程度の性能を満たしているし、OSは何も変わっていないし(既存のOSの選択肢)、となると、プリインストールのソフトやその使い心地になるのではと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿