6/06/2011

ブラウザの検索窓

個人事業主となってしまった私は、現在でも正社員で雇用してくれる会社を探している。正社員といっても、日本だけではなく、海外の正社員でも構わない。その場合、日本国内では、今のままの状況には代わりはないのだが。。。
ただ、正社員という身分は、物事に対して1つをやり遂げるという任務があるので、生活が直結している個人事業主に比べると、仕事に専念できると私は思う。周りの求職中のエンジニアも仕事に専念をしたいという点でそれ以外が自動的に保証されているという正社員の仕事を求めている。

閑話休題。
会社を調べてみると、ブラウザの検索窓がキーワードを補完してくれる。そうすると、その会社の動きが何となくわかる。
会社名を入れるとその後ろに、いきなり「ブラック」と出てくるとちょっとびっくりする。そのキーワードで検索しても大した情報が出てこないときもあるのだが、多分、検索結果よりも検索されちゃうキーワードの上位を表示しているのであろう。まして、最初に出てくるから、常に検索されて、そのキーワードが上位になってしまう。iTunesで最も再生した25曲ばかり聞いていると、スマートプレイリストにしたとしても、実質、固定されたプレイリストになってしまうものである。定番というのはなかなか壊れにくい。一度付いた評判を崩すのは大変である。

新卒の時に教わったのは、人間関係を3年かけてつくっても壊わすのは3秒も要らないということ。悪い情報は、直ぐ上位にくるが、いい情報、特に悪い情報を覆す情報はなかなか上位に来ない。

就職活動をしている学生さんにいいたいことは、2chを信じるのはほどほどに、検索窓の補完は、結構参考になる。良いことも悪いことも。
でも、企業名いれただけで、補完で表示されるキーワードが本業と関係ないキーワードだと企業側も結構大変ある。

ちなみに、こんなエントリをwikipediaで見つけた。スタンフォード監獄実験。もともとは、Law & Order クリミナル・インテント』 シーズン4 エピソード13のエピソードで言われていた話で、まともな人でも環境によっては、その環境にはまってしまうということらしい。私は大丈夫だと思っていても十中八九、この実験の通りになってしまう。以前、ある団体にこの話をしたら、よくこの実験を知っていて、回答は、「この実験をやってみないとわからないだろう」と。やって得られるものは何だろうと思った。そのような形で当事者として引き込んでしまう。

自ら進んで悪い評判を出そうと思っている組織はない、必ず善かれと思っている。ただし、実際のところは、こんな感じなのかもしれない。決して当事者たちは気づく事はない。

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