3/24/2008

XDMCPって普通に便利

昔、昔、UNIXマシンが軽く500万を超えていた時代は、1台のマシンがあると、だいたい何台かのX端末(これは安くて40万くらい)がぶら下がっていました。
今や普通にLinuxハイスペックマシンが10万そこそこで買えてしまうので役にたたないかもしれませんが、PCをX端末化すると。。。
 ●サーバには、メモリとCPUをたくさん積む
 ●クライアントには、いいグラフィックカードを積む
なんていう使い方ができたり、
 ●サーバはCore2Duo
 ●クライアントは、Pentiumのノート。でも捨てられない。
という使い方をすると、あらびっくりノートPCのスペックがあがったような気がする。
(正確には、計算、実行と描画を分けているため、動作は、サーバのCore2Duoなのでもともと速いのだが。。。)

YaSTでSysconfigエディタのDesktopの項目をいくつかYesにして、SuSEconfigをして、再起動すれば
サーバマシンの設定はおしまい。
クライアントマシンからは、
Xnest :1 -query サーバマシン名(Xwindowの中にウィンドウをネストする場合)
X -query サーバマシン名 (runlevel 3からXwindowへ接続する場合。こちらが正統派?)
でつなげればOK。
つながらない場合は、firewalのl設定を以下のようにすべし。
サーバマシン    tcp/udp 177
クライアントマシン  tcp/udp 6000:6063 16000:16063
上記のポートをあけてみましょう。

余談ですが、Xwindow屋さんとお話をするとサーバとクライアントという言葉が独特なのでご注意を。
サーバは、あくまでも画面を描画するプログラムであって、クライアントは、ウィンドウを表示させる
(ちょっと不正確だけど)プログラムになります。よってfirefoxはクライアントになります。

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