「忙しい!」と言って坊主頭で手枕をしちゃう強面の方まで。
海外へソフトバンクのiPhoneを持っていくなら、現金トランクを握りしめていくことを覚悟した方がいいです。
普通は、データ通信を全て止めてしまい、電話とWIFIのみにしていると思います。それなら置いていってもいいかも。
そんな状況を打開する方法。
大きく分けて以下が想定されます。チェックシート方式です。
日本設定なんて、書く必要はないかと思いますが、完全に戻すのを忘れて、税関を出るまで圏外でした。
1.費用は青天井でもいい。(想定金額 うん十万から百万くらい)
現地の設定にしてそのまま使いまくってください。
データローミングをオンにするのを忘れないように。(ほんとにいいの?ほんとにいいの?車が買えてしまうよ!)
出国
現地設定
帰国
日本設定
2.電話とWIFIだけでいい (ほとんどゼロだが、WIFIの出費が。。。)
ここが第一の妥協ライン
出国
データ通信のオフ
現地設定
帰国
データ通信のオン
日本設定
ここも確認のこと
http://www.tokyohacker.com/weekend/iphone-kaigai/
3.SoftBankのiPhoneをどうにか格安で使ってみたい。(無線LANポイントとSIMで4万くらい。2回目から1万円くらい。)
ちょっと堪能したいあなた
SIMロックが外れた携帯無線LANポイントの導入はいかが?
事前準備
SIMロックが外れた携帯電話付き無線LANポイントの入手
現地SIMの購入
出国
データ通信のオフ
現地設定
帰国
データ通信のオン
日本設定
4.JailBreakしてSIMロックを外した、あるいは、正規アンロック品だ(香港版で9万円+1万円、2回目から1万円。JailbreakなiPhoneをお持ちなら常に1万円)
マニアック路線。(ここ私の居場所ね。)
事前準備
現地SIMの購入
出国
現地設定
現地SIMの入れ替え
帰国
日本SIMの入れ替え
日本設定
●現地設定
まず、タイムゾーンを変更するのは忘れずに。
設定の箇所は、本体の時計とカレンダーのタイムゾーン。
飛行機の座席に着いたら、タイムゾーンの変更をして、航空機モードにして電源をオフにする。ベルト着用サインが消えるまで電源入れちゃだめ。また着陸時もダメ。特にドメスティックな航空会社は、離陸と着陸のアナウンスをぼそっとしか言わないから気をつけてください。日本の航空会社みたいに、アナウンスは長くないです。
飛行機のゲートに着いたら電源をオンにしてください。
●データ通信のオフ
データローミングをオフにする。(日本で設定したほうがいいです。)
あと、3Gもオフにする。(日本で設定しちゃだめ。)3Gをオフにするとバッテリの寿命が長くなります。
渡航先のWifiのポイントを調べておく。空港は大概有料だったりします。
●SIMロックが外れた携帯電話付き無線LANポイントの入手
こんなのがあります。
Movatel Mifi
http://shop.isl.hk/products/detail.php?product_id=1090
これに現地のSIMを入れて、アクセスポイントにしてしまおうというものです。
2つのこれとiPhoneが必要になりますが、PCからでもアクセスできるので結構イケてるのではと思います。また、買い物隊は、私も購入実績ありです。
SIMフリーなので、ソフトバンクやDocomoでも使えそうです。(ちゃんと設定しないとパケ死します。)
現地についたら、電源をONにし、MifiのESSIDに接続。(のはず。持ってません。ごめんなさい。)
PHS300を日本でipod touchと使ってたときから想定すると、確かGPSもそこそこ動いていました。
ちなみに、PHS300を持っている人は、PHS300に対応しているunlockなUSBモデムがあればいいです。
●現地SIMの購入(jailbreak、unlock iPhone、携帯限定)
私は、いつもこれを使っています。
Mr SIM Card
ここも購入実績がありますし、ちゃんと日本にSIMを送ってくれます。(担当者のメールアドレスは、gmailでしたが)入手には若干の英語でのメールのやり取りが必要です。
やり取りする内容としては、いつから使えるようにしたいのかを伝える必要があります。
現地時間で到着する前日あたりが妥当です。現地のホテルまで送付してもらうことも可能ですが、その場合、ホテルまでは、無電波状態になりますので、余裕をもって日本で入手しておくことをおすすめします。
普通にiPhoneにさせば、t-mobileのキャリアで認識します。ただし、iPhoneの電話番号は表示されません。(事前に聞いておけばよかった。私は友人にかけてみて折り返し教えてもらいました。)
なのでちゃんと
電話番号とSIMのPin番号は聞いておこう。
さて、日本でこのSIMを入手したらiPhoneで使う上でもう一つやっておくことがあります。それは、このSIM用の通信プロファイルを作っておくことです。
作り方は、iPhone構成ユーティリティを立ち上げて、構成プロファイルで新規プロファイルを作成します。
一番最初の「一般」適当に設定します。最後の「詳細」アクセスポイント名に以下を入力します。
internet2.voicestream.com
それ以外は入力しません。
それを書き出して、作成された.mobileconfigファイルをiPhoneで受け取れるメールアドレスにメールして、「受信」しておきます。現地で受信をしようとするとチキンエッグ状態になります。通信をするためにプロファイルが必要で、プロファイルを取るためには、通信が必要。。。
受信して添付ファイルが付いているのを確認したらほっておきます。
Mimoのようなデバイスを使う場合は、APNという設定にinternet2.voicestream.comを指定しておいてください。全ての設定を日本で行っておいてください。現地でやるとパニックの元です。
注意
WEBの紹介の仕方によっては、iPhoneでAPNを設定すると書いてありますが、SoftbankのSIMカードを指している限り、APN設定は表示されません。
t-mobileのSIMを刺すとAPNの入力項目が表示されます。なので、APNをちゃんと覚えておけば、現地で記入すればいいんですけどね。
このSIMの素性
単純なプリペイドなSIMで、電話番号も普通に付きますし、T-mobileのウェブ(my-tmobile)で契約の変更とかもできます。またお金さえ入金すれば、(毎月SIMの代金$60くらい)電話番号がキープされます。(私は、買い直せばいいもの入金してしまったため2ヶ月分無駄に払ってしまった。)
私の使った環境では、3Gでは通信できなくて、EDGEで通信ができました。スピードは遅いですが、無いよりは全然ましで気になりませんでした。GPSやPush Notificationも動作しました。アメリカは、3Gが弱いんですかねぇ。なので、ついでに3Gの通信もオフにしました。
●現地SIMの入れ替え
必ず、飛行機に乗る前でかつ広いところでやってください。飛行機の中でSIMを落下させたら大変ですから。また、APNの設定も乗る前にやった方がいいです。
APNの設定は、日本で自分宛に送ったmobileconfigをクリックするだけです。(iPhoneに設定してあるパスコードを聞かれるかもしれません。自分のパスコードだからご安心を)
現地に付いたら通信を確認してください。うまくいけばすぐにインターネットができます。
(キャリアが正しく表示されていれば、少なくとも通話はできるはず。)
ちなみに、日本のSIMはどうするか?無くさないようにしなければなりませんが、一番いいのは、日本の普通の携帯を持っていき、さしておく。そうすると、日本からの電話がとれます。ただし、その携帯のデータローミングは無効にしてください。e-mailの受信でもかなりの金額が発生します。
●日本のSIMに入れ替え
最終出発地の空港でSIMを入れ替えます。(それ以上してはだめ)航空機モードにしてパワーオフ!
日本に着いたら、iPhoneのプロファイルを削除して、3Gを有効にします。
●日本設定
時計とカレンダーの時刻を日本にする。
●連絡手段
一番手っ取り早いのは、SMSで番号を連絡するのが速いですが、skypeを活用すると楽です。
skypeで番号を取得して、自分の携帯に転送をかける。それだけ。
SIMの番号が変わればその都度転送先を変更する。skypeの番号は、事前に取っておく。
特に国をまたがって移動する場合や、SIMカードをちょくちょく変更する場合は有効。
USだけならば、Google Voiceで番号が変わるたびに登録しなおせばOK。(私はこのパターン)
●入れておくと便利なアプリ
CheckPlease
チップの計算をしてくれるアプリ。チップの計算は、面倒。しかし、合計の中にすでにチップが含まれているときもあるのでよく確認した方がいいかも
UrbanSpoon
LocalPicks
近所の食べ物屋さんを探してくれる。旨いかどうかは保証しないけど。
Travel Tacker Pro
旅行に関する全ての情報(航空機の遅延、滞在先情報)を管理
ちなみに、アプリに頼りすぎると通信できないときに何も情報が出せないので、メモに乗る飛行機の便名と、滞在先ホテルの住所ぐらいは、コピーしておいたほうがいいです。
EveryTrail
移動したときのログの記録
通貨コンバーター
その日のレートで換算してくれるけど、実際はその金額より高いので目安です。
●余談1 正規unlock iPhoneについて
価格的には、日本の定価の2倍くらいする。私が買ったのは値下げ前だから数万円の差でしか無かった。
JailBreakで神経をすり減らすのがいやだったので、購入することにした。(結構、詐欺が横行しているので購入場所は選んだほうがいいみたい。買い物隊は大丈夫でした。自己責任で。物がくればまだマシのレベル。来てもjailbreakしたものだったりするので注意)
保証は、香港でのみしか受け付けられないらしい。(他社購入のものも含めて、買い物隊が代行してくれるらしい。)ごねれば、日本でも修理できたという話も聞いたことがありますが。
ちょっと買い物隊の宣伝になってしまったが、実績があるしなぁ。自己責任で。
●余談3 JailBreakな渡航
考えてはみたが、危険なので却下
1. 復元したら、何もできなくなる可能性がある。
異国の地では、結構大変かも。少なくともノートPCにJailbreakが全てできるようにツールやファームを入れておいたほうがいい。
2.結構不安定で使いたいときに使えないのでは?
あったら怖いなと。
3.Push NotificationとかYoutubeが正しく使えるのか
確かパッチが必要だったはず。なので、持っていく前によーく確認
1台につき2年間でまるまる10日以上の確認作業に費やしていたら、工数的には、正規アンロック品が買えてしまう。。。。
●余談2 携帯のsim unlock
サムソンとか海外でも同一機種が売られている携帯の場合、SIMのアンロックが可能らしい。
やり方は、対応機種の場合、アンロックコードを売ってくれる業者に携帯のIMEI番号を連絡すると、折り返し、パスコードを送ってくる。携帯に正規キャリア以外のSIMをさすとパスコードの入力画面が表示されるので、送られてきたパスコードを入力するとアンロックされる。
これをリモートアンロックというらしい。日本で売られている同一型番は、癖のあるものもあった。
●余談3 iPhone OS 3.0.1
正規アンロック品で、OS 3.0.1を使っていたら、プロファイルさえ入れてしまえばテザリングもできて、空港でノートPCも使えるなぁ。(それにしてもアメリカの空港ででかいノートPCを広げている人は多い。)
iPhone 3.1.2だと、Jailbreakしなきゃテザリングができない。やったことはないから分からないけど、iPhone OS 3.1.2 Jaibreak+テザリングが最強なのかもしれない。
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