11/28/2010

iPadの充電器をiPhoneで使う件

iPhoneの充電器は1Aの出力。iPadの充電器は、2Aの出力。よってiPadの充電器のほうが早く充電できる。でも寿命が短くなるのではという声をちらほら聞く。

その話を相談したところ、MACのUSBの出力は2Aとのこと。それがいやならMACも使えないんじゃない。との話でした。ちょっと考えるとわかる話だったのだが、別にいくら大電流でも中で消費(充電)される容量は固定だし、オームの法則的には問題ないかと。まぁ、その大電流を使ってもへこたれないケーブルであればさらに問題ない。

よって問題が見当たらない。問題が仮にあったらとしたら、MACでの充電も問題。

近頃、この微妙な知識が周りも疎いような気がする。流されるところだった。

話は少し変わって
学校でならっていないことを我流でやると基礎知識がないから、脱線した思考になっているケースが多い。
本人はそれなりにプライドがあるから、こちらから特にコメントしないけど。
基礎知識がなく、自分の独りよがりのプライドと共に来てしまった人は、簡単なことで落とし穴に落ちることが多いような気がする。
少なくとも学校で習う情報系の知識はとても重要で、社会人になってから身に着けた人は、業務やら仕事でということが多いが、肝心の基礎知識が抜けているのではと思う。
たとえば、I/OとCPUの関連が理解できていない人は、メモリを積めというけど、メモリのロードやストアーをするのは、CPUなんだけど、CPUはないがしろにする。アッセンブラをやればいいのかというとそうでもない。アッセンブラを単に道具として使っていた人は、やはりそこまで及ばない。プログラムカウンターやらレジスタをロジアナで見てないとすぐ、パッと出てこない。そこまでやるのは、学生時代だけで、社会人になってロジアナを使ったという話はほとんど聞かない。

薄い知識は、麻薬と一緒で、突然、あってほしくないところで、フラッシュバック(知識の薄いところが露見)することがある。

知識とプライドはオリオン座とさそり座の関係に似ていて、同居はしないかもしれないと思うことがある。

知識がある
と、考えるファクターが多いので、調べて、結果を出すまでは、決して断言しない。つまり、座学と実験、考察が揃わないと行動に出れない。世間では、スピードが遅い人や技術を教えてくれない人とレッテルが張られるかもしれない。本人は、自分の目で確かめないと口に出せない。つまり自分の中での品質を保証したい。真実を求める。

逆に、知識が薄いとファクターが限られているので、少ない経験やインターネットでの書き込みだけで、上手くいく、とか大丈夫、完璧になってしまうので、すぐに決断ができる。で、後で問題になる。また薄い知識で付け焼刃の知識が。。。結局、最後相手にバレてしまう。

どっちの人を信じる??
前のエントリでも書いたけど、スピードを連呼していると、この魔のスパイラルに陥る気がする。

スピードは、所詮ファーストフードでしかない。あくまでもスピードで出せるのは、作り置き、つまりその人の経験ですでに答えが出ているものしかない。あるいは、ある程度予測をいれながら、やっていく。懐石料理みたいにつど、最良の料理が出てくる。しかし、高くつく。安くは出せない。
スピードを求めるなら、若い人材で安く、質を求めるなら、経験を積んだ人に高いかもしれない対価をはらう。その関係は、これからも続くと思う。


大学で習うことは、とても重要と実感しました。

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