12/12/2010

KVM box (Intel Core i3/DH57JG マザー)

ついにボーナスシーズンですね。

社会人になってボーナスをもらうようになってから年々ボーナスの金額が少なくなっていっている。景気の
せいなのかもしれない。1年でいくらというような給与体系であれば気にしないのですが。一方円高なのでPCのパーツが安い。特にメモリは、8GBで8000円を切っている。

みなさんは、ボーナスをもらったら、まずどうしますか?以前、周りでアンケートを取ったところ、だいたい以下のような答えが返ってきた。賛否両論があるが。

1。親や家族にごちそうをする
2。貯金
3。自分のための投資(お稽古や習い事、趣味)
4。欲しい物を単に買う
5。上司へおごる。

私は、3の項目の習い事への投資ってちょっとびっくりしたのだが、自分への投資というのは4に属するのではないかと思っていた。
5。はあり得ないなのだが、少なからずこのような人たちもいる。どこかの若手営業の人たちだったと記憶している。会社が養っているんだから会社からもらったお金は会社に還付してほしいとのことなので会社としても特に文句を言わないらしい、むしろ推奨しているくらいだと当人は話していた。当人曰く、全てのボーナスがそれで無くなったというが、一体何のために働いているの?と聞きたくなった。現代の蟹工船の世界?そういった環境には、労働組合も無いし。昔、労働組合の専門部員をしていたのでこういう話はとても気になるんよ、私。

文化レベルとお金の使い方は相関関係があるような気がする。文化レベル(といって良いのかわからないけど)が低いと情報が入らない。たとえば、PCのパーツを安く手に入れたい。となると、PCを持っていてネットで検索して、価格や店舗を調べ、買いにいく。つまり、PCのパーツを買いに行くには、パソコンがないと安く買いに行けない。いきなり秋葉原へ行っても買えない。もしくは、詳しい友達と行くことになるが、そもそも、そのような友達がいるかどうかも文化レベルに関連しそうな。

良い土壌(友達や環境)良い種(ツール)を巻いていい結果を得ることになるのではないかと。少なくとも良い土壌は、自分たちの気持ち次第でお金をかけずに出来るのだからここから始めてほしいと思った。良い種に投資をする人は沢山いるのだが、良い土壌に投資する人は少ない。

閑話休題
で私は、そろそろ自分のための投資をしてもいいと思った。最初はMAC Book Proを買おうと思ったんだが、Ubuntu Desktopでかなりの部分を代用できる。クラウド関連の人は近頃MAC Book Proの人が多い。
(と書くと私の部署以外で配布されそうな感じだが。)
また、外回りをしているとほとんどのクラウド事業者は、新規の事業ではKVMを採用している。もはやXenはAmazonくらい。Xenの準仮想化は確かに魅力的だが、カーネルが専用であるということを考えると必ずしも使いやすい訳ではなく、動的な構成変更も仮想マシンを増やしたり減らしたりする方法でクリアができる。また、動的変更ができるOSがあまりにも少ない。

一方、KVMは、普通のOSが改造なしに使える上、仮想マシン、ストレージ、ネットワークの揃い方のバランスがいい。そして、ハイパーバイザー型の仮想マシンイメージのほとんどから移行が可能。

Xenも決して悪くはないのだが。Citrix Xen Serverのように、Xenの事をほとんど知らない人間でも使える環境もあるし。(Xenの素人具合は、Dom0を「ホスト」として理解しているかどうかで分かる。全部ゲスト、というか仮想マシンなんだけどー。)
KVMは、まだ、素人用の環境が出てこないので、研究の余地があるかなと。

2回目の閑話休題
で、揃えた機材。一人で持って帰れた。総額4.5万くらい。

●CPU Intel Corei3 540
マザーとセットだと8000円くらいで買えた。サポートしているCPUでもっといいのがあったが、所詮2core
CPUが瞬時にクロックアップする機能が付いていても、所詮2coreである。Hyperthreadingもあまり効果はないし。
ちょっとびっくりしたのが、Fanの高さが小さいこと。これを知っていれば、ケースは買わなかった。。。

●Memory Super Talent DDR3 4GBx2
はっきり、言って安い。このご時世スロットを開けておくのはもったいない。マザーが対応する最大メモリ搭載。これで0.5core/2GBメモリの仮想マシンが3台くらい立てられそう。構成はもう少し検討の余地がありそうだが。

●Mother Intel DH57JG (ITXマザー)
いろいろ付いているのだが、選択理由は純正インテルということで。純正インテルということは、実はSuper Micro製か?さらにポイントとしては、オンボードのNICがIntel製。蟹じゃなくて。ただし、もうRGBもPS2も廃止なのね。。。

●HDD Western Digitalの2TB
Vista用でフォーマットしてあるとのことだが、Linuxで使えるのか?特に気にしないで買ってみたHDDなので型番割愛
<追記> もともと、GPTパーティションテーブルになっていたが、使えた。fdiskでは、もう使えないというか、そもそも、fdiskをもう今は使っていないのでOK。

●DVD SonyOptiarcのDVDマルチ
DVDマルチで3000円以内ということで購入。LG電子のがさらに安かったが、昔LGのドライブが付いた某社のデスクトップを300万円分くらい(10台)買ったことがあるのだが、全部壊れていた。正確には、Gold Masterイメージ(CDをプレス工場に送る直前のメディア)を作成すると必ず、チェックサムエラーが発生する。イメージの作成ミスは数10億の損害に繋がるので、そのPCメーカにクレームを言ったところ、全部Sonyのドライブになって返ってきた。つまり実績がいいということで選択。これも型番割愛

●Case KEIAN KT-CUBU-ITX01
格安のケース。デカイけど、静か。300W電源。あと、がわの入れ方にコツがいる。

OSは、どうするのか?
候補としては、Ubuntu 10.10 64bit Serverか? Appstartの起動の速さには感動。
しかし、商用のクラウドでは、圧倒的にRedhat系なんですよね。

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