日本のLenovoからダウングレードメディアを購入できないので、XPへのダウングレード方法を
まとめてみた。
購入時点でのVistaがインストールされている状態がスタートライン。
必要なもの、
WindowsXP製品メディア (他ですでにアクティベーションされているものでも可)
Intel® Matrix Storage Manager を選択して、
32-bit Floppy Configuration Utility for Intel® Matrix Storage Manager を
入手して、あらかじめ、Floppyメディアを作成しておく。
上記を組み合わせたメディアをnliteで作成しておくと、FDDいらずで導入できる。
Lenovoより以下を入手する。
KB888111
http://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/document.do?sitestyle=lenovo&lndocid=MIGR-65456&velxr-layout=printLenovohttp://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/license.do?filename=thinkvantage_en/kb888111xp2jp.exeソフトウェア導入支援 - ThinkPad/ThinkCentre/Lenovo 3000
Intel チップセット・サポート 6(Windows 2000/XP/Vista)
Intel PRO/1000 LAN アダプタ ソフトウェア(Windows 2000/XP)
SoundMax Integrated Digital HD Audioオーディオ・ドライバー(Windows XP/2000)
EasyEject ユーティリティ (Windows 2000/XP/Vista) - ThinkPad 一般
モニター・ファイル(Windows 2000/XP/Vista)
Microsoft Bluetooth サポート・ファイル(ThinkPad Bluetooth with Enhanced Data Rate用)(Windows XP)
以下は自由(不要かも)
ThinkPad SD ホストコントローラー ドライバー/ThinkPad SD ストレージ ドライバー (Q830908)
電源をOFFにして、完全にThinkpadを落とします。
電源をONにします。F1を押してBIOSに入ります。
Finger PrintとSecurity Chipを初期化します。
WindowsXPをインストールします。
nliteでドライバを統合していない場合は、起動時のF6でドライバを導入します。
OSのインストールが終了したらLenovoから落としてきたファイルを導入します。
(まだアクティベーションはしない。)
KB888111 を導入します。デバイスマネージャのシステムツリーに不明なデバイスが表示されるので
ドライバの追加をしてください。Intel UAAのドライバが追加されます。2つの新しいデバイスが認識
されますが、今の時点ではほうっておいてください。
Lenovoのほかのファイルを片っ端から導入します。(といってでもC:\Driversにコピーされるだけです。)
すべて導入が終わったら、Pro1000とChipsetをインストールします。
Internetへの接続を確認してください。
(もし、Lenovo配布のWinDVDを持っていたらこの時点でインストールします。)
導入支援をインストールしてください。そして、導入支援を実行してください。
すべてのドライバをインストールすれば完了です。
再起動後に、Fn+F5を押してBluetoothを有効にしてください。新しいデバイスを発見しますので、
Windows標準のドライバではなく、C:\Drivers以下のドライバーを使ってください。
タスクバーのBluetoothのアイコンをクリックしてください。
最後に、モニターのドライバとSDカードのドライバをアップデートして終了
Rescue and Recovery/Client Security Solutionの導入
以下のファイルをLenovoよりダウンロードします。
ThinkVantage 指紋認証ソフトウェア 5.6
Client Security Solution 8.0 Windows 2000/XP 用
Rescue and Recovery v4.0.0114 (Windows 2000/XP)
System Update 3.01
System Update以外のすべてを導入します。
注意点、Rescue and Recoveryは、必ず日本のLenovoから落としてください。(Rescue and Recovery v4.1は、ダイアルアップをすると、Stop Errorが発生します。)
正常に動作が確認できたら、ここでOSのアクティベーションを実行します。
電話が必要になったら、Windows Vistaからのダウングレードをしたいといえば問題ありません。
アクティベート後以下を導入します。
Windows XP 用の更新プログラム (KB896256)
<<<<ここでいったんディスクイメージを採取>>>>>>
Windows Updateで最新版にします。 (Microsoft .NET Framework version 2.0が導入されている
ことを確認します。)
System Update 3.01をインストールします。
System Update を実行します。
以下、不要かもしれませんが、Lenovoへサポートを問い合わせる場合、PC Doctorの実行を
求められる場合があります。以下を導入します。
PC-Doctor for Windows - Desktops / Notebooks
http://www-307.ibm.com/pc/support/site.wss/document.do?sitestyle=lenovo&lndocid=MIGR-52871<<<<ここでいったんディスクイメージを採取>>>>>>
動作に問題がなければ、最新のイメージ以外を削除
確認内容
ダイアルアップをしても、Stop Errorを吐かない。
Think Vantageボタンが起動時に有効である。Windows PEが動作する。
Photo Infoが導入可能である。
http://www.microsoft.com/windowsxp/using/digitalphotography/prophoto/photoinfo.mspxRescue and Recovery v4.1でダイアルアップができない件は、R&R導入時にインストールされるtvt packet filterが悪さをしていることが判明したが、なぜ、R&Rがそんなものを入れるのか不明。
4.0にすれば、問題なし。
もし、Vistaに戻る場合は、起動時にThink Vantageボタンを押してください。(戻る必要が無いかもしれないが)
ちなみに、ディスクイメージ作成は、Acronisが便利です。