9/04/2009

iPhoneでサーバ監視

今日、社長に言われたのだが、
iPhoneでサーバ監視ができるのか?

結論からすると難しい。なぜならiPhoneからPingとか、ポート監視ができるのだが、
ずーっとアプリが動いている訳ではなく、あくまでも「元気かな」という思いで見に行かなければ分からない。まるで買ってきた熱帯魚を水槽に入れて毎日見に行くようなものである。見に行かなければ、多分熱帯魚は死んで浮かんでいるであろう。

アクティブに考えると、やはり障害検知のメールを受信して、2次的な対処としてアプリを起動するのが一般的と考える。

で、サーバエンジニアとしては、以下の構成をお勧めする。

1.メールの受信は、yahoo.comとi.softbank.jpの両方に飛ばす。
   i.softbank.jpのメールは、SNS経由でメール受信をお知らせしてくれるし、yahoo.comは、なぜか振動で教えてくれる。アクティブな通知はこの2つだけで、かつ、それぞれ通知の方法が違う。さらに、softbank.ne.jpと違って普通のメールで後でPCで確認ができる。

2. Push notify使うアプリを入れておく。例えばNimbuzzなど。
理由は、メールの通知がさらに速くなるという噂があるのと、いざとなったらメッセンジャーを起動し、知り合いにヘルプを頼むことができる。

3.導入するアプリを選定する。
コンソール系
  SSHコンソール TouchTermなど
  SCPクライアント ezShare
  FTPクライアント ezShare
  Telnetクライアント MTelnet
  VNCクライアント jaaduVNCなど
  RDPクライアント WinAdminなど

ポート監視アプリ系
  TCPinger マルチでポート監視が可能

ネットワーク監視系
  Net utility 一通りのネットワークコマンドが打てる

DNS系
  Lookup   nslookupができる
  iDig        digコマンドが打てる

MySQL/PostgreSQL
  iMy MySQLクライアント
  MobileCan PostgreSQLクライアント

監視アプリ
  iStat istatdをLinux/Solarisにインストールするとモニタができる

その他
  IP Port List ポートのリスト表示
  MacLookup Mac Addressを調べられる
  IP Calc サブネット計算
  iAdviceMe セキュリティ情報を調べる

iPhoneを初期化してしまったので、まだ入れるべきアプリがあるかもしれない。

また、サーバ監視ではないが、iPhoneでサーバ構築も可能。
iAwsManagerをインストールするとなんとAmazon EC2のゲストの作成ができる。

0 件のコメント: