1/02/2011

投資

別にどこの会社に投資したいわけでもない。もし、3億当たっても、家族が抱えている負債の処理をするだけで、特に投資などは考えない。所詮、返って来なくてもいい相手でしかできない。帰ってくることを期待するとギスギスする。逆に周りはぜひ私共へ、とか経営に参画しませんかと言ってくるが、所詮金目当てなのではと思う。金の切れ目が縁の切れ目か。

お金があることとマニアックな人は一緒かもしれない。彼らは自分の時間とお金を惜しむことなくつぎ込んできた結果である。マニアックな人を排除することは、それがきなかった人の妬みでしかない。私の知る、その筋の人は、みないい待遇を受けていない。それは簡単な話で、やっている行為は、貧困地区に豪邸を立てていることと同じで、空気を読めということ。スキルレベルが低い組織の中でいくら高レベルの事をしても誰も理解できない。出来ることは、かれらを引き上げることがまず先。
しかし、マニアックな人は良く動くのでだんだん周りから奴隷的に扱われることが多くなる。
今の世の中、表立って自分のやりたい様に選択をするのは罪なのかもしれない。個人的にだからと言っても、それが目に入ったりするだけで個人的とはもはや言えない。

私は、いろいろ試そうと思って結構自腹を切っている。ある意味自己投資だ。まして後で請求することも決してない。(請求出来るものもないが。。。)請求をすれば自分の自由がなくなってしまう。
投資をするのも自由だが、回収する相手も自由に選択すべきだ。これも考えもので、空気を詠んで投資をしないとハゲタカに襲われるのでご注意といったところか。


最後にこんな話。
ある会社で新しい事を始めようとして、人をたくさんアサインして、トレーニングやら検証環境やらセットアップをした。往々にして新しい事は結果はすぐに出ない。でたかと思えば上手くいかない。そんな微々たる前進から新しい事が生まれるのだと感じる。
実は、その会社の社員の中にその「新しい事」をすでやっている、経験している業界でも有名な人がいたらしい。(外国人ソースなので詳しい話は聞けなかったが)
どうやらその人に対する扱いが芳しくなかったので、全ての技術を社内では封印していたのではないかということだ。社外の交流でその欲求を満たしていたらしい。独立する気もお金もない為働いていたということだと思う。

話を聞いて思ったのは、この話しはどこかの日本企業の話はないかという点。海外でこの様なことはあり得ない。なぜなら徹底してその人を採用時に洗うし、常に余裕の状態での結果では評価されないし。私自身、海外の会社にいた時に、Linuxの知識を買われ、一時、全製品をみていたというか、ご意見番という気のとても重い仕事をしていたことがある。別に有名でもない私が。つまり、使えるものは完全に搾り取るのが普通なのだが。

その「新しい事」や「その人」はどうなったのか。
新しい事は立ち消えになり、その人のその後は不明らしい。何故と聞いても I can't find outの一点張りで、すでに話しは、次の話題に移っていた。

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