1/14/2011

Actual Case

Actual case.
日本語で言えば状況証拠というべきか。少なくとも他者、客観的にみてというニュアンスに感じる。
それを感じたならば、最良、といっても他者からみて、客観的に最良な状況に進むべきかと思う。

私が何度も読み直す本の中に、以下の一文がある。これは、私の行動指針なのかもしれない。
Yet as one recognizes the nature of the seed from
the tree, the tree by its fruit, and the fruit from the taste on the
tongue.
From The Seed and the Sower
Christmas Morning
THE SEED AND THE SOWER BY LAURENS VAN DER POST

日本語訳
だが、樹をみれば種子の性質がわかり、実をみれば木が、味をみれば実がわかると
いうのと同じだ。
第二部種子と蒔く者
影の獄にて L・ヴァン・デル・ポスト 由良君美・富山太佳夫訳

そこまで理解しているならばなぜ状況を見ないのか。受け入れるしかなかろう。
それに対して嘆くもではなく、
I can assure you that one of the most significant characteristics of betrayal is that it is neither spectacular nor presumptuous in origin. Indeed those treacheries
destined to reach furthest in their consequences prefer not to be obvious or dramatic in their beginnings but ratherto wait, humbly and unostentatiously, until they are ready to bear their bitter fruit in maturity.
「最初のうちはその裏切りも目立たず、不遜さとも縁がないということだ。実際、さきで最悪の事態を招くような不実にかぎって、始めから露骨にドラマチックであるよりも、ひっそりと控え目に満を持していて、時が来れば苦い果実をつけるものだ。不実というやつは、それを植えつける苗床に選ばれた無防備の人聞の心に、日常茶飯事として、日々の生活の場に姿を見せても、取るか取らぬかの問題など起こりそうもない自明の些事として、登場するのを好むらしい」

それを理解するかどうかなんだな。
そう、これは、戦場のメリークリスマスの一番重要な部分で、映画では、伝わりにくいが、一番確信の部分。

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